HANAのメンバー、JISOO(ジス)さんがテレビ出演にいないことに「なぜいない？」と思っている方も多いと思います。
実はその理由はビザの関係によるもので、海外出身ならではの事情が背景にありました。
この記事では、興行ビザとは何か？更新中でも出演できるのか？韓国からのリモート出演はOKなのか？など、海外出身アーティストを取り巻く問題をまとめました。
JISOOさんが今どんな状況にいるのか、「JISOOさんがいない理由」について、時系列で丁寧に解説します！
HANAのジスがいない理由とは？ビザの関係を時系列で解説
HANAのJISOO(ジス)さんがいない理由とは？時系列に沿ってジスさんの状況を深掘りしていきますね。
①1月のテレビ出演はビザ未取得でリモート対応
2025年1月、HANAは日本の情報番組「シューイチ」に地上波初出演予定でしたが、なんとジスさんは「ビザの関係で不在」とのアナウンスがありました。
ただし、完全に出演NGだったわけではなく、韓国からリモートで中継参加していたんですね。
この「リモート参加OK」の背景には、日本のビザ制度のルールがあります。
日本で芸能活動をするには「在留資格＝ビザ」が必要ですが、実は日本国外からのリモート出演にはビザがいらないんです。
つまり「ビザ未取得だけど番組には出られた」っていう、ちょっと特殊な状態だったわけですね。
忘れもしない、1月12日(日)にHANAのメンバー発表があり、その翌週1/19(日)のシューイチでHANAとして地上波初出演。
記念すべき初出演の日に7人全員で出演できなかったのは残念ですが、メンバー決定から1週間の間にビザを取得するのはそもそも至難の業。
致し方ないことですよね。
といっても、これはけっこうよくある話で、K-POPアイドルが初来日のタイミングだったり、デビューグループに外国人メンバーがいたりする場合では、ビザの発給が間に合わずこうした形で対応することがあります。
その後出演した「DayDay」でもジスさんは不在でリモート出演だったのですが、その日のコメンテーターとして出演していたINIの許豊凡（シュウフェンファン）さんが「僕もビザの関係でテレビに出られなかった経験がある」とジスさんに共感してエールを送っていました。
INIの許豊凡（シュウフェンファン）さんは、グループ内唯一の外国人メンバーで中国出身。
共通点も多く、今のジスさんの心境の一番の理解者だったのかもししれませんね。
4月の新曲プロモーションには日本で活動
その後、2025年4月2日にリリースしたデビュー曲のプロモーション時期には、ジスさんが日本で元気にテレビ出演している姿が確認されました。
新曲のプロモーション活動も含め、バラエティ番組にも何本か出演していて、ファンの間でも「生のジスが見られた！」と話題になっていましたよね。
このタイミングで推察されるのは、「ビザが発給された」ということ。
おそらく3か月有効の「興行ビザ」を取得して、日本での活動がOKになったんだと思います。
芸能活動に使うビザは、初回だと3か月しか出ないことも多く、その後の更新が必要なんです。
2023年を境に「興行ビザ」の取り扱いが厳格に行われるようになり、以前よりも厳しいみたいですね。
③5月16日はビザ更新中で再び不在に
そして最新情報では、2025年5月16日に放送される番組「ニノさん」でも「ジス不在」とアナウンスがありました。
[📺]
— HANA (@HANA__BRAVE) May 14, 2025
5月16日(金)19:00-
日本テレビ系「ニノさん」
HANA 出演🌹https://t.co/cqM6beW5p6#ニノさん@ninosan_ntv
※JISOOはビザ更新のためリモートでの参加となります。#ちゃんみな #CHANMINA #챤미나 #HANA
理由はまたしても「ビザの更新中」。
これ、実はK-POPアイドルなどにはあるあるで、「3か月ごとに更新する興行ビザ」だと、ちょうど更新タイミングだったと考えられます。
更新申請中でも日本には滞在できますが、大手テレビ局などは慎重なので「更新が終わるまでは出演見合わせ」という判断をすることがあるんです。
視聴者からすると「あれ？なんでいないの？」って思いますが、これは裏でしっかり法律を守って動いている証拠なんですね。
④初回ビザは「3か月更新」が一般的な理由
では、なぜ初回のビザは「3か月」と短いのでしょうか？
これは「活動の実績」がまだ日本で認められていないからなんです。
ビザの審査では、「継続的に芸能活動をする実績」が求められます。
初めて来日するアーティストや新人の場合、「とりあえず3か月の短期で」というのが基本ルール。
その後、きちんと出演やイベントの記録を積み重ねていけば、1年ビザ、3年ビザも可能です。
ジスさんの普段のトークやリアクションが本当に可愛いので、ファンとしては度々の不在は寂しいですが、長い目で見守っていきたいですね。
ジスのビザはどんな種類？K-POPアイドルのビザ事情
ジスのビザはどんな種類？K-POPアイドルのビザ事情をくわしく解説していきます。
では、それぞれの項目をわかりやすく説明していきますね！
①興行ビザ（在留資格：興行）とは？
興行ビザは、日本で芸能活動やスポーツ活動などを行うために必要な在留資格です。
2023年8月1日に制度改正があり、興行ビザは「1号」「2号」「3号」の3種類に分類されました。
JISOO（ジス）さんのような俳優・タレント・モデル活動を行うアーティストは、テレビ番組や広告出演が中心であれば、原則「興行ビザ3号」に該当します。
ただし、ライブや歌のパフォーマンスがある場合は「興行ビザ1号」での申請となることもあり、活動内容によって分かれます。
以下に、各ビザの特徴をまとめました。
| 種類 | 対象者 | 活動内容 |
|---|---|---|
| 興行ビザ1号 | 歌手、舞台俳優、パフォーマーなど | ライブ・演劇など興行目的の活動 |
| 興行ビザ2号 | プロスポーツ選手、格闘家など | 試合や競技の興行 |
| 興行ビザ3号 | 俳優、モデル、タレントなど | TV・映画出演、CM・ファッションなど |
JISOO（ジス）さんのように、テレビ中心の出演なら「3号」、歌唱を伴うステージ活動が多ければ「1号」が該当します。
どちらも芸能活動に使われますが、求められる条件や審査の厳しさがやや異なります。
②なぜ3か月ビザが多いのか？
その人物が初めて日本で活動する場合、まずは「3か月」の短期ビザで様子を見るのが通例です。
これは「活動実績がまだない新人」や「事務所が初めて日本で活動するケース」でよく使われます。
2023年の制度改正により、審査項目がより厳格になり、ビザの発給には以下のような条件がチェックされるようになりました。
- 活動内容が明確であるか（TV番組出演、CM撮影など）
- 過去に日本で不法就労などを行っていないか
- 契約先の企業（招へい機関）が信頼できる実績を持っているか
このため、初回はリスクを避けて「3か月のみの発給」になることが多いのです。
活動実績が積み重なれば、6か月→1年→3年と、長期ビザへの道も開かれていきます。
③更新にはどんな書類が必要？
ビザの更新時には、「活動の継続性」「報酬の証明」「契約の実態」などを証明する書類が求められます。
興行ビザ1号・3号で主に必要になるのは、以下のような書類です。
| 書類名 | 内容 |
|---|---|
| 在留資格認定証明書交付申請書 | ビザ申請の基本フォーム |
| 契約書・出演承諾書 | 契約内容・活動内容・報酬の明記 |
| 所属事務所の概要資料 | 登記事項証明書、決算書など |
| 活動内容の説明資料 | 過去の出演番組やイベントの一覧 |
これらに加えて、2023年以降の新要件として「報酬が月額20万円以上」「施設要件を満たしていること」なども確認されるようになりました。
そのため、書類準備やスケジュール管理は非常に重要なんです。
④出演NGの基準はどこで決まる？
ビザ更新中であっても、在留資格の「特例期間」により、滞在と活動は可能とされています。
しかしテレビ局やスポンサー企業は、万が一「ビザが通らなかった」場合のリスクを避けるため、出演を一時見合わせる判断を下すことがあります。
特に生放送や大型番組、企業広告案件などでは、法的リスクを避けるため、事前に「ビザ審査が完全に通っていること」が求められる傾向にあります。
JISOO（ジス）さんが5月の番組に不在だったのも、まさにこうした慎重な判断によるものと考えられます。
つまり、「出演しない＝問題がある」ではなく、「リスクを回避しながらルールを守っている証拠」なんですね。
K-POPアイドルが日本で活動する際の注意点
K-POPアイドルが日本で活動する際の注意点について解説します。
それでは、K-POPアイドルが日本で活動するうえでの大事なポイントを一緒に見ていきましょう！
①興行ビザと特定活動ビザの違い
まず押さえておきたいのが、「K-POPアイドルが使うビザには2種類ある」ということ。
多くの場合は「興行ビザ（在留資格：興行）」を使いますが、もうひとつ「特定活動ビザ」という選択肢もあります。
興行ビザは、歌手・俳優・モデル・ダンサーといった芸能活動全般を対象としたビザです。
一方で、特定活動ビザは、特定のプロジェクトに基づいた活動（例：一定期間の合同プロモーションや文化交流）に利用されるビザです。
JISOO（ジス）さんの場合、テレビやイベント出演がメインで、継続的な芸能活動があるため、興行ビザの可能性が極めて高いです。
ちなみに、特定活動ビザはもっと例外的なケースに使われることが多く、実務的には芸能人はほぼ興行ビザ一択です。
②一時帰国のタイミングに注意
ビザの更新中に韓国へ一時帰国する――これ、タイミングを間違えると結構危険です。
なぜかというと、更新審査中に出国してしまうと、そのビザが「自動で失効扱い」になることがあるからなんです。
つまり、日本での活動再開ができなくなってしまうリスクがあるということ。
JISOO（ジス）さんも、仮に5月の更新審査中に韓国へ一時帰国していたとすれば、その間は日本での収録に出られなかった理由のひとつになるかもしれません。
このへんは事務所側のスケジュール管理がめちゃくちゃ大事になってくるところですね。
③長期ビザ取得には実績が必要
短期ビザで入国したあと、「もっと長く日本で活動したい！」と思っても、それにはちゃんと“実績”が必要です。
長期ビザ、たとえば1年、3年の興行ビザを取るためには、以下のような基準を満たすことが求められます。
| 必要項目 | 内容 |
|---|---|
| 出演実績 | 過去のテレビ・ライブ・イベント出演記録 |
| 報酬実績 | 一定の収入があることを証明（源泉徴収票など） |
| 契約の継続性 | 日本の事務所やスポンサーとの安定した契約 |
| 社会的信用 | 違法活動がない、過去のビザ違反がないこと |
JISOO（ジス）さんのような人気メンバーであっても、日本での実績がある程度蓄積されるまでは「まずは短期」での運用が基本になるんです。
④テレビ出演は慎重な扱いになる背景
どうしてテレビ局が「ビザ更新中は出演NG」とするのか――その背景には、万が一のリスク回避があります。
たとえば、ビザの更新が間に合わなかった場合、その出演は「違法就労」と見なされる可能性があります。
そうなれば、出演者本人はもちろん、テレビ局側やスポンサー企業にも責任が及びますよね。
そのため、テレビ局、特に日曜朝やゴールデンタイムなどの番組は「万全を期す」ために、更新中のタレントを外す判断をすることが多いんです。
JISOO（ジス）さんの5月16日不在も、そうした“安全策”としての処置だったと考えるのが自然です。
これはマイナスではなく、「しっかりとルールを守る姿勢」を示しているってことなんですよ。
今後JISOO（ジス）さんが安定して出演するにはどうすればいい？
今後JISOO（ジス）さんが安定して出演するにはどうすればいいのかを考察します。
では、JISOO（ジス）さんが今後もっと日本で安定して活躍するために必要なことを見ていきましょう！
①1年ビザを取る条件とは？
まず何よりのカギになるのが、現在の「3か月ビザ」から「1年ビザ」へのステップアップです。
この長期ビザを取得するには、先ほども触れた通り、過去の活動実績や収入、継続的な契約の有無が重要になります。
特に1年ビザ以上を狙う場合、日本での芸能活動が「単発」ではなく「継続的」であることを明確に示す必要があるんですね。
JISOO（ジス）さんが今後もテレビ出演やイベント、ライブ活動などを通じて日本での存在感を発揮し続ければ、それが信頼材料となります。
ビザの審査官が「この人はこれからも日本で活躍するだろう」と感じられる資料を揃えられれば、長期滞在の道もぐっと広がりますよ！
②日本法人との契約がカギ？
そして、意外と見落とされがちなのが「日本側の受け入れ先」＝芸能事務所やプロモーション会社の存在。
ビザの申請は、本人だけではできません。必ず日本のスポンサー企業が必要なんです。
そのため、安定した日本法人としっかり契約を結んでいることが、ビザ審査の際に非常に重要になってきます。
このスポンサーがしっかりしているかどうかで、審査期間や通過率にも影響するケースがあります。
HANAは、BMSG傘下の「B-RAVE」所属なので、この辺りは心配なさそうですね。
③実績と信用の積み上げが重要
ビザはあくまで「日本で活動するための許可」なので、これからも活動が続いていくことを証明し続ける必要があります。
そのためにも、出演本数、イベント参加数、SNSでの影響力、スポンサー契約の数など、さまざまな実績を積み重ねていくことが超大事。
また、ビザ更新のたびに必要となる「報酬証明」や「雇用契約書」の提出も、きちんとした管理体制が整っていることが条件になります。
つまり、アーティスト本人だけでなく、事務所側の運営体制や書類整備の力も問われるというわけです。
この点でも、JISOO（ジス）さんのような人気メンバーであれば、事務所側も万全の準備を進めてくれるはずですね。
④ファンとしてできる応援とは？
そして最後に、私たちファンにできる最大のこと。それは「応援すること」です！
シンプルですが、ファンの声や動きって、ビザや活動継続にじつは間接的に影響しているんですよ。
たとえば、SNSでの反響が大きかったり、番組出演時の視聴率が高かったりすると、「JISOO（ジス）さんは日本でも人気がある」という明確な証拠になります。
それが事務所にとってもテレビ局にとっても「この子を起用しよう！」という判断材料になりますよね。
さらに、応援グッズを買ったり、イベントに足を運んだりすることで、JISOO（ジス）さんの日本活動がもっと長く続く後押しになります。
つまり、私たちの「推し活」は、ちゃんと未来につながってるんです！
まとめ｜HANAのJISOO（ジス）さんがいない理由をビザ制度から読み解く
| 不在理由 | 該当見出し |
|---|---|
| 1月：ビザ未取得のため不在（リモート出演） | ①1月のテレビ出演はビザ未取得でリモート対応 |
| 4月：3か月ビザ取得で日本活動再開 | ②4月は日本で活動再開していた |
| 5月：ビザ更新審査中で番組出演見送り | ③5月16日はビザ更新中で再び不在に |
| ビザ区分：活動内容によって1号または3号に該当 | ①興行ビザ（在留資格：興行）とは？ |
HANAのJISOO（ジス）さんが一部テレビ番組に出演していない理由は、単なる体調不良やスケジュールではなく、「在留資格（ビザ）」の取得・更新手続きに関わるものだと考えられます。
特に、K-POPアーティストが日本で活動する際には、「興行ビザ（在留資格：興行）」が必要で、制度上かなり厳しく審査されるようになっています。
2023年の制度改正以降、ビザの申請や更新には「活動の実態」「報酬額」「契約先企業の信頼性」など、複数の条件を満たす必要があります。
今回のように「リモート出演はOK」「更新中の対面出演はNG」という対応は、法的リスクを避けるための局側や事務所側の判断であり、ジスさんやグループに問題があるわけではありません。
むしろ、しっかり制度を守っている証拠。今後の安定的な出演には、「長期ビザ取得」「日本側との継続契約」などがカギになってきます。
ファンとしては、こうした裏側の事情を知った上で、応援を続けていけたら素敵ですよね。
さらに詳しい制度の解説は、以下の信頼できる専門ページをご参照ください。
※HANAの公式プロフィールや最新の活動情報は、HANA公式サイトをご覧ください。
【関連記事】
JISOO/ジス(ノノガ→HANA)元YG練習生といわれる経歴 年齢 挫折などまとめ
COCO(KOKO)の経歴プロフ！「BLACK & WHITE」オーディション参加決定！
CHIKA(ノノガ→HANA)の経歴プロフィール！圧倒的実力でリトグリ最終候補者！
NAOKO(ノノガ→HANA)は何者？「実力の暴力」avex出身で素はカワイイギャップ萌え
